ギガスターでの「月」の表現

ギガスターは、投影式ではないため、ドーム壁面に天体が構成されています。
しかし、月や太陽、惑星などは、日々刻々と位置が変わりますので、別の方式でこれらの移動する天体を表現する必要があります。
もともとプラネタリウム(Planetarium)は、こうした「惑星」などの運行を可視化するための装置として生れたわけで、ギガスターはもはやプラネタリウムと呼んではいけないのかもしれませんね。…
しかし、月や惑星は重要な観察天体なので、これも高精細に再現したいところです。

■月面
そこで、ギガスターでは、月面については、最近発表された、iPad mini with Retina などの高精細タブレットPCを用いて再現します。

http://store.apple.com/jp/buy-ipad/ipad-mini-retina

これを用いると、以下のようになります。

iPad mini with Retina Display
画面解像度   326 ppi
画素サイズ   0.078 mm
画素角度(15mドーム) 2.14 秒角
画面画素数(縦) 2048 ピクセル
画面画素数(よこ) 1536 ピクセル
表現角度(縦)  1.22 度
表現角度(よこ) 0.91 度

ギガスターの標準モードでは、月なども実サイズで再現するため、画面は大分余裕が出てきます。これであれば、皆既日食でのコロナが広く広がる様子も再現できますね!
1画素が、2.14秒角なので、望遠鏡で30倍までであれば、画素は認識できない超リアルな月面が観察できるでしょう!
しかしこれ以上の倍率だと画素が見えちゃうので、通常のプラネタリウムがそうしているように、大きめに表示して、拡大表示しても画素が見えないようにするのが良いでしょうね!
11月中に発売ということなので、発売になったらさっそく入手して、ギガスターと組み合わせてみよう!

■惑星
惑星は、月と比べてサイズが小さいですね。
ギガスターでは、木星でも、1.5ミリくらいのサイズになるので、35ミリスライドフィルムで木星の画像を撮影したものを用いる予定です。
問題は、ガリレオ衛星ですね(^^;
日時によって位置が変化するので、どうしたらよいのか、まだ良いアイデアが浮かんでいません。どなたか良いアイデアがあれば教えてくださいませ!

いずれにしても、観察する日時に対応した位置をソフトで調べて、その位置に表示ユニットを貼り付けるという「超ローテク」な方法で、再現することになります。

逆の意味で言うと、こうした作業に観察者自らが参加できることで、「惑星は動くんだ」「月はこんなに大きくて、木星はこんなに小さいんだ」ということが体感できることが、ギガスターの良いところなんですね!

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