GIGASTAR® 当面の活動の数値目標

活動をするからには、目標を定めて、その目標に到達するためのルートに載って活動が進んでいるのかを検証できるKPIが必要になります。

会社で、起業家支援の現場に携わることがありますが、この目標設定とKPIの設定は難しい作業なのですが、とても重要です。

現在我々が目標として定めているのは、以下の目標です。

============================
GIGASTAR®の目標

2017年3月までに、全国のプラネタリウム観覧者(推定700万人/年)のうち約2%の15万人がGIGASTAR®を通じて星空の美しさ、宇宙の奥深さに触れ、そのうち10%の1.5万人が新たな学習行動(例:新規に星空観察会に参加、新たに双眼鏡を購入して自宅から星を観察、新たに星の綺麗な観光地に家族で旅行・・等)に移し本物の星空に出会っている。
============================

起業塾の諸先生がこれを見ると

「間瀬さん、これで社会は良い方向に進むのか?」

と問われそうではありますが、最終的な目標は、既存のインフラで興味関心を高めた700万人の人々が持つニーズを満たすために、そのギャップを解決することになるので、まずはそのニーズを把握しないと課題の規模もわからないというのが本音です。なにしろ、今までには無い取り組みなので、まずは潜在的なニーズの喚起という意味も含めて、一定規模の社会実験的なトライが必要だと思いました。
そうした意味合いも含めて、まずは確実に実施しておく必要がある目標ということで、上記目標を掲げました。

ちなみにマクロ的に考えると、現在の全国のプラネタリウム等のインフラに投下している社会的コストは、ざっくり30億円と見ています。
これは、全国300のプラネタリウムの平均の設備費をざっくり2億円(実際の最新のプラネはもっと高価ですが・・・ここでは平均で考える)として、その減価償却を40年とした際に、年間15億円の償却費になります。(思いっきりザルですが・・)
そして運用コストとして、職員の方の人件費が支配的で、一人専属で500万円の人件費として15億円。合計で、30億円の年間費用を、このインフラに投下している計算になります。
企業であれば、30億円÷700万人=429円の入場料を取らないと赤字になる計算です。実際は、社会教育の要素があるので、税金が投入され子どもは無料のところが多いですね。

ここで、従来のプラネタリウムが提供する価値は、ざっくり400円とすると、GIGASTARが提供する価値は、どれくらいになるか?と考えると、ちゃんと顧客を絞って提供することで、同じ金額程度の価値は提供できるのではないかと思います。
で、ざっくり400円。税金でその半分がサポートされて200円とすると、お客さんの視点から言っても、まあそこそこいいところかなと思います。

すると、2017年3月の状態で、GIGASTAR®は、15万人x400円=6000万円の価値を生み出している計算になります。

この6000万円のなかから、GIGASTAR®の製作費や運営費、人件費、そのほかもろもろの費用が捻出できれば、実現の可能性はあるということですね。

@@@

実際、年間15万人の観覧を受け入れるためには、GIGASTAR®Galaxy を、最低でも5台は製作し、科学館での企画展などでの長期展示や、小学校などへのアウトリーチ活動を展開しないと達成できません。
本当は、全国津々浦々の小学校にアウトリーチしたいのですが、最初のステージではまだそこまで行くのは難しいかも。なぜなら、アウトリーチ活動は、常設展示による方式よりもずっとコストが掛るからです。
もちろん、GIGASTAR®の目標の一つに、すべての子どもたちに学習指導要綱が示す上質な学習の機会を提供することにあるので、その目標は外せません。
なので、一定の事業運営が可能な体制が構築されたら、その活動も具体化しなくてはいけませんね。

GIGASTAR®Galaxy の1台あたりの製作費用は、約100万円。
最近の科学館で導入されるプラネタリウムに比べると、200分の1~1000分の1のコストで導入できますので、良いモノを創り、きっちりと科学館へ営業を掛けることで、低いリスクでGIGASTAR®Galaxy の台数を増やして行けると思います。

@@@

私の夢は、定年後、GIGASTAR®Galaxy をハイエースロングに載せて、全国津々浦々の小学校に、出張上演の全国旅行に出かけることです。
各地域には、地域の天文愛好家がたくさんいて、私が持ち込むGIGASTAR®Glaxy を使って、皆さんの体験を通じた星のお話を、地域の子どもたちに伝えてくれます。まだサラリーマン人生は8年以上ありますが、なんとかこの8年の間に、GIGASTAR®の事業が、持続的に成長する方向性に持って行きたいと思います。

(参考資料)
平成元年以降に建設された政令指定都市のプラネタリウム建設費。
・千葉市 約3.6億円・相模原市 約7.3億円・浜松市 約3.5億円・大阪市 約6億円・名古屋市 約25億円
※福岡市の設備計画資料より
http://www.city.fukuoka.lg.jp/…/2…/1/dai2kaikaigisiryou4.pdf

GIGASTAR
限りなく本物に近い星空をあなたに

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

お名前 *

ウェブサイトURL

コメント

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>