GIGASTAR® momoさんの現地視察 その2

先ほどの投稿で紹介した、二つ目の質問ポイント。
それは、「教育機関へどのように入っていくのか?」という質問でした。

学校教育と社会教育の決定的な違いは、その実施規模と網羅性、そして主体性の違いです。
学校教育の現場では、理科の一分野として学習指導要綱に定められ、小学校4年生から始まり、高校生にいたるまで段階的に深堀りされる教科として、その実施が定められています。
だから日本の全ての子どもは、小学校4年生には「夏の大三角」を学び、中学校では太陽と地球と月の位置関係を通じて月の満ち欠けを学びます。
こうした基礎的な学習をきっかけとして、子どもたちが持つ自然科学に対する興味や関心の芽が開き、地域の科学館などへ自発的に訪れる行動につながり、さらに子どもそれぞれの興味関心が育まれます。
このように、学校教育は、全ての子どもに一定の教育の機会を提供するという意味で、大変重要な位置を占めています。

GIGASTARは、こうした学校教育での学習機会の最大効率化に貢献したいと思っており、教育関係者が多く参加する、天文教育普及研究会に参加して、教育関係者の皆様とのネットワークつくりを進めています。

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先日、東京で開催された、研究会の年会で、GIGASTARの発表を行いましたが、その際に、多くの教育関係者の皆さんから意見をいただきました。
その中で、静岡大学教育学部のU先生から、教育学部での教育現場で抱える明確なニーズとともに、GASTARがそのためにとても適したソリューションであることを教えていただきました。これはとても嬉しかったです。

U先生によれば、将来の小学校の先生を目指す学生さんに、天文教育の大切さや、本物の星を見ることの大切さ、楽しさを知ってもらうことは、とても大切であるということです。つまり教育学部で経験したことは、小学校に配属されて、理科の事業で天文の単元になった時に活きてくるということです。なので、U先生は、講義で学生さんに、望遠鏡を使って星を見てほしいと願っています。

しかし、星を見るためと言っても、夜の講義は困難です。なら、せめて日中可能な太陽観察でも・・と計画しても、曇ったらおしまいなので、講義が成立しない。
そんな課題を抱えているのだが、天体望遠鏡による観察が可能になるGIGASTARであれば、日中の講義でそれが可能になる。これはすばらしい、ぜひとも使いたい。それは幾らで入手できる?すぐにでも入手できるのか?いうことでした。

シンプルです。
まさしくGIGASTARというソリューションが活きるシーンだと思います。

そしてそれとともに、その活動が、日本における天文教育の普及において、大きな意味を持つことを直感しました。

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学校の先生が、星に興味を持っていなくて、実際に星を見たことがないとすれば、生徒にそれを伝えることなどできません。
実際に望遠鏡を触って星を見た経験がなければ、せっかく学校に望遠鏡があっても使おうとは思いません。
子どもが満天の星に出会える絶好の機会である夏のキャンプの際にも、望遠鏡を使って星を見せてやろうと理科室から持ち出してバスの荷台に放り込もうとは決して思いません。

そんな中で、「GIGASTARを使えば、授業中に、天体観測が行えます。」といくら訴求しても、小学校の先生の心に響くことは無いと思います。
これは、教育委員会の敷居うんぬん以前の問題です。

私は、今回のU先生とのお話の中で、学校教育でのGIGASTARの活用については、長期視点で取り組むべし!という思いが強くなりました。

つまり、今から先生になっていく若い学生さんが学ぶ大学の授業で、星の美しさを知ってもらう。そして望遠鏡を活用することを知ってもらうのです。

でも、満天の星の下で安定的に授業を行う機会はゼロに近いから、GIGASTARを活用して、その体験をしてもらいます。

そして、先生になるまでの間、もしくは先生になってからでもいい、美しい星に出会える可能性のあるチャンスの時に、授業で見た星を思い出して、「あっ、綺麗な星が見れるチャンスかな!」と思ってもらいたいです。

そして、カバンに双眼鏡を忍ばせて、出かけてもらい、本当の星空の美しさに出会ってもらう。

「うわぁ~、綺麗だ! 学校で見た星と同じだ!?」

先生が、こうしたご自身の体験を通じてはじめて、学校の授業で、こどもたちが、GIGASTARを用いて美しい星空を疑似体験することの意味を、イメージしていただけるのではないかと思います。

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もちろんこんな絵にかいたような展開ばかりではないと思いますが、GIGASTARが持つ価値を、もっとも活かせて、かつ、本来の目標に対して、遠回りであっても有効な活用方法として展開していくことは、とても大切だと思います。

学校教育は、先生が変われば変わります。
こうした先生への天文教育を、5年、10年と長期的視点で継続していくことで、日本の小学校における天文教育は、かならず変わると思います。
そして、そうなって初めて、全国2万の小学校に、GIGASTARがあたり前のように導入されるようになるのだと思います。

U先生とはこの下期の授業での実施を目指して、連携を密にして進める予定です。

急がば回れ

です。

GIGASTAR
限りなく本物に近い星空をあなたに

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