GIGASTAR®-HSC 超微光星を再現するUVインクの発光の分光特性


GIGASTAR®では、等級幅で言うと暗い方の3分の1の等級幅の星は、紫外線を当てると発光するUVインクを使ってインクジェットプリンターで描画します。
今回のGIGASTAR®HSCでは、14等星までが光ファイバー星、20等星までがピンホール星、20等星から26等星がUVインク星になります。
GIGASTAR®では、眼視観察だけでなくデジカメや冷却CCDカメラによる観察にも対応するため、超微光星の星たちも、データがある限りその星の色を再現するために、RGBのインクの組み合わせで星の色を再現するのですが、その色の組み合わせに結構苦労した経緯があります。照射するUV-LEDの仕様を変えるとガラッと色彩も変化してしまうこともあり、この色の最適化作業の改善が課題でした。

そうしたこともあり、各インクの分光特性データを測定して、それぞれの星の色を再現したいというのが、分光測定を導入するきっかけでもあったわけです。

ということで、GIGASTAR®で使用するインクの分光特性を測定してみました。使用したUVLEDは、360nmにピークがある紫外線LEDです。各ピーク波長の波高で正規化したグラフであり、発光強度の絶対値ではないので注意してください。赤は発光効率がとても低いです。なので上記色合成の推定作業には使えない参考データではありますが、「赤」「緑」「青」の3色のインクがどんな感じの成分の光が出ているのかが分かりますね!

このインクを任意の割合で組み合わせて得られる光の総合的な分光特性を推定して、それに人間の光の3原色の感度特性を組み合わせると、人間が感じる「色」になります。その「色」が、星の光を見た時の「色」に等しくなるようなインクの組み合わせを推定するわけです。

今後、この「GIGASTAR®における星の色の再現」については、一宮高校の生徒さんと一緒に研究したいなと思っています。

(サイエンスアゴラ2015には、間に合いません(^^;)

チャレンジは始まったばかりですね~!

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