GIGASTAR®SKY 銀河パノラマの位置補正できた!!

先のメッセージでご紹介した、天の川の位置のずれの補正ですが、以下の手順でがんばって解析したところ、とても美しい sin曲線で補正が効くことが判明しました。この sin曲線を見ると、銀河の極点の設定位置がずれているような感じがありますね・・・。

①幅360mm 高さ180mmのPPTのシートに、VBAというプログラムを用いて、星のカタログから3等星以上の星のデータを読み込み、所定の位置に丸印でプロットする。これが正しい星位置とみなす。
②Burunierさんの、4000 x 2000ピクセルの画像を、250 x 250 ピクセルに分割したものを、いったんPPTシートに配置する。
③星の丸印にフィットするように、各画像の位置を手動でずらす。
④同様にPPTのVBAで、その画像の中心座標とその画像をずらした方向(銀経、銀緯)を抽出してエクセルに書き出す。
⑤今回は、銀河が存在する銀緯で言うと±30°くらいの領域の補正ができれば、あとは背景となるので、とりあえず、縦は2段のみを解析対象とする。
⑥データをプロットしたりしながら、その傾向を見つけ出して、それを補正する式を決めて、測定値にフィットするように方程式の係数を決める。

今回は、無心で画像のセンター位置合わせを行った結果が、綺麗な sin曲線を示していたので、単純な sin関数で補正式を決めてみました。

その結果、以下のことがわかりました。

①Burunierさんの画像の星たちは、経度方向と緯度方向に添付のグラフのようにずれている。
②銀経方向は、-3.14° ±0.4° の幅で、銀経と銀緯に依存して変化するが、変化の量は幅で1°以下であり、直径300mmの星座早見ではその誤差は1mm以下なので、補正は3°と固定しても良い。
③銀緯方向は、+0.21°±2° の幅で、銀経に依存して変化し、それは単純な sin曲線で良好に補正される。
④上記補正の範囲は、銀緯±30°までの銀河が存在する範囲にのみ適用する。

ということで、上記補正を加えたBurunierさんの画像を、銀河座標→赤道座標→星座早見座標に変換し直して、最終的なGIGASTAR®SKYの銀河画像を作成し直します。

いやあ、ちょっと理系作業しちゃいましたね!!

これで、銀河と星座との位置関係や、銀河の中にある星雲星団の位置が、正しい位置に表示されるようになりますので、気持ちいですね!

TO:加藤さん
解析したデータをお送りできますので、必要であればおっしゃてください。

899157700193284

赤と青のグラフを見た瞬間「これは座標変換に伴う系統的な誤差だな」とピンとくる方は、球面座標変換をかじったことがある方かも・・・でも、どうずれているのかまでは、結果オーライなので、深追いは止めときます(*^。^*)

 

899157703526617

銀河を、128分割した画像を、ひとつづ、丸印にうまく合う位置にずらして行きます。すると、その画像の中心位置になる点は、ずらしたベクトルの逆の方向に写ってしまうことがわかります。これをエクセルにして、データの中に規則性を見出して、モデル関数を導くという方式です。サイエンスです。

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